花粉
花粉
花粉
花を訪れたミツバチは、雄しべより、あるいは体に付着した花粉を後ろ足にある花粉籠に団子状に詰め込み、巣に持ち帰ります。
色、形、大きさはそれぞれですが、これをもとに働き蜂はローヤルゼリーを作り、女王蜂は産卵するための原動力にします。
※画像で巣の中に色の付いている部分が、みつばちが集めた花粉です。
有効成分の含有率は、種類により異なりますが、一般的に栄養価は大で、高単位の各種アミノ酸(必須アミノ酸のすべてを含有)、各種ビタミン、各種ミネラル、酵素類、また、重量比率の過半に及ぶ、単糖類のブドウ糖、果糖、二糖類のショ糖、などが特筆されます。
商業的に利用される花粉は、シスタス、オレンジ、トウモロコシ、松、茶などで、人間の消化器系においては、強固な細胞膜を破壊または除去したものでなければ、消化吸収効率は低度ですが、今日では本来の有効成分に影響を与えずに細胞膜を処理した、吸収効率の優れた加工品が豊富に流通しています。